あるときクワズイモの葉っぱに虫がついているのを発見。
確かに、最近よく葉が黄色くなって枯れるなと思っていました。
これはどうやらハダニの影響のようなので
「撃退していこう!」という内容です。
観葉植物歴が浅く知識がないので、
ある程度大きくなったら枯れるのは当たり前のことかと思っていました。
きっと購入から発見時点までは生育期だったので、
枯れても負けじと新芽が生えてきてましたが、
これからはこのハダニの勢いに負けて枯れてしまう。
「これは放っておけない!」
今回はクワズイモについた害虫「ハダニ」を駆除していこうと思います。
ハダニとは
ハダニとは吸汁性害虫と言って葉の栄養を吸って生きているようです。
以下「アース製薬」ホームページからの引用です。
全長0.3~0.5mmほどで肉眼では確認しにくい。水に弱く、葉裏に生息する。
アース製薬HPより
葉について口針を刺し吸汁するため、その跡が白色や褐色の斑点として残る。生息密度が過密になると、葉全体が白っぽくなり、植物の生育に影響を与える。また、クモのような糸を出して葉や花に糸を張り、花も被害を受ける。防除が遅れると大量発生するため、早めに防除する必要がある。
調べたところ、
高い気温と乾燥が好物で
弱点はお水だそうです。
なので対策には葉水が効果的とのこと。
現状の葉っぱ
ハダニを認知したときのクワズイモの状態です。
手前の黄色い葉は枯れかけていて、
他にも元気がなく垂れ下がっている葉がいくつかあります
クワズイモの葉っぱの状態です。
(虫が苦手な人はスルーしてください)
白い斑点がたくさんあって
よく見ると黒いハダニがたくさん生息しているのが分かります。
サツマイモ科のクワズイモにはそもそもハダニが付きやすいんだそう。
これを最初に見たときは、鳥肌が立ちました。
「手をつけるのやめようかな…」
でもまだ元気な葉っぱがたくさんあるので放っておけません。
他の葉にも多かれ少なかれハダニがついていて嫌になりますが、
頑張ってハダニ駆除することにします。
いざ撃退!!
用意したのはこれ。
綿棒とティッシュ。
少し心もとない。。。
でも即興で準備できたのはこれだけでした。
この惨劇を放っておくよりはマシだろう。。。
「一匹も逃さないぞ!」という意気込みでいざ!
どうやら飛行能力はないようなので、湿らした綿棒で簡単に取れます。
葉っぱの表裏をよーく見ながら一匹ずつ捕獲していきました。
ティッシュの上に置いてもそこまで活動量は多くないので、葉っぱの作業に集中できました。
古い葉っぱほど多く付いてます。
一枚の葉っぱからこれだけ取れた(スルー推奨)
捕獲量です。
(鳥肌)
見たくないので遠目からの画像で。。
こんな量のハダニから毎日食べられていたなんて。
ほんとクワズイモに申し訳ない。
ハダニ撃退完了
10枚に葉っぱから取れたハダニは数え切れず、、、
自分でも見るの嫌だったので写真にも撮りませんでした。
「さっきのティッシュ×5」くらいは捕れたと思います。
駆除後のクワズイモがこちら。
黄色く枯れそうな葉は切り落とし、
垂れてる葉はひとまず残すことにしました。
これでひとまず安心。
小さくて見逃してる個体もいるはずなので継続して観察していきたいと思います。
おすすめの駆除方法
ネットを調べていたら、綿棒で一匹ずつ捕獲するなんて
手間で甘っちょろい方法だったと感じてきました。
まだ試してませんが、これからやってみたい駆除方法です。
- 強めの水圧で洗い流す
- 殺虫剤
- ビニールを被せる等湿気が多い環境におく
予防策・初期の対策としては葉水がマストなようです。
大量発生した場合は殺虫剤等の強行手段を検討しようと思います。
後日談
ティッシュと綿棒で駆除後、数週間様子を見ましたが、
「キリがない」
駆除時に成虫になってないハダニがいるようで、
取っても取っても気を抜くといつの間にか復活してます。
最初ほど大量に発生してないですが、
これでは手間だしクワズイモを守れない!
ということで
強硬手段、農薬スプレーを買ってきました!
住友化学園芸の「ベニカXファインスプレー」!!
税込929円でした。(ネットだともっと安く買えるようです)
手間なので薄めず使えるスプレータイプを選びました。
実際に使ってみました。
その後観察すると、ハダニはついていますがお亡くなりになっているよう。
いつまで効果が持続するかはわかりませんが継続して観察していきたいと思います。
まとめ
ひとまずハダニ駆除完了です。
継続観察中ですが、やられていた葉が元に戻ることはありませんでした。
新しい芽が出てすくすく育つことを応援するしかないようです。
駆除してみた結果わかったこと
- ティッシュと綿棒の駆除方法は手軽に準備できるが
作業が手間&持続性ゼロ。
- 農薬は殺虫効果絶大だけど
使用回数制限があったり使い続けると害虫に耐性がついたりするそう。
その時その症状に合わせた適切な対処を心がけることが大事だと思いました。
これからまたすくすく健康に育ってくれるようにサポートしていきたいと思います。
今回学んだことは、
観葉植物は「買ったら終わり」ではなく、
「その植物と生きていく」ということ。
ただ水をやるだけでなく観察を怠らないようにしようと思います。
観葉植物を育てている人の何か参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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