私が愛用している機材を紹介します。第一弾、エレキギター編です。
2019年に購入してからずっと使っているギターです。
「Silver Skyってどんなギター？」
「John Mayerのシグネーチャーモデル気になる」
って方の参考になれば幸いです。
Silver Skyを使った演奏動画はYou Tubeにあるので気になる方は見ていってください。
Silver Sky（シルバースカイ）とは
「Silver Sky（シルバースカイ）」とは「PRS Guitars」から発売されているギターで、「現代の世界３大ギタリスト」John Mayer氏のシグネーチャーモデルです。
サウンドは1963年〜1964年に製造されたビンテージギターをモデルにされています。
発売後もカラーバリエーションの追加や廉価版の「SEシリーズ」の追加等が行われていて市場での人気が伺えます。
AmazonではSEシリーズが販売されていますので、気になる方は次のリンクからどうぞ。
詳しい概要はPRSのオフィシャルサイトを参照してください。
購入するときのポイント
ここからは「Silver Sky」を購入するときに押さえておきたいポイントをご紹介します。
ピックアップ
まずはピックアップです。
このギターの中核で、Silver Skyのために作られたシングルコイル「635JM」が搭載されています。
音は全体的にクリーンな印象です。
発売当初のモデルはピックアップの出力が強めに設定されていましたが、その後に調整され低めになっています。
弾いた時の音の感覚が違うので、中古で購入するときは製造年も判断材料の一つにしたほうがいいかもしれません。
私は発売当初のモデルを2019年に購入し、その後、低出力になったモデルを2021年8月に購入しました。
この２本の間には出力に関して大きな差があったと感じました。
その後はどれだけ変更が行われているか定かではないので、実際に試奏して購入の判断をする方がいいと思います。
発売当初のモデルと２０２１年モデルの違いお伝えします。
（発売当初のモデルは２本目を購入するときに手放しました）
〈発売当初モデル Tungsten 〉
- 出力が強め。調整を間違うと耳が痛くなる。
- 音抜けが良い。
- 歪ませたときに音が潰れず存在感がある。
- 音が埋もれづらく、Silver Skyのキャラクターが際立つ。
- ギターで叫ばせるのに向いてそう。
〈２０２１年モデル Moc Sand Satin〉
- 出力が弱め。音にカドがなくなりよりクリーンでメロウな印象。
- 買い替えた当初は音の迫力に物足りなさを感じた。
- 素直でアンプやエフェクターに影響されやすい。
- ギターを歌わせるのに向いてそう。
大前提としてどっちもハイクオリティでいいギターです。
カラー
基本は７種類。（限定版やSEシリーズを加えるともっとあります）
人気なカラーは楽器店でなかなか見かけないのでネットも活用しながらチェックする必要があります。
私はネットで購入しました。
「Moc Sand Satin」
質感と曲線がドストライクで、艶消しのサテン仕上げが気持ちよく気に入っています。
「Moc Sand satin」の前に所有していたのは「Tungsten」
（久々に見るとやっぱりかっこいい。売らなきゃよかった。。）
お気に入りのカラーを見つけてください！
指板
指板はローズウッドとメイプルがあります。（「Roxy Pink」はローズウッドのみ）
指板による音の違いはあると思います。
音はメイプルの方が乾いていて、ローズウッドの方が艶があるように感じます。
どちらを選ぶかは、見た目と弾いた感覚で好きな方を選べばいいと思います。
私は試奏して比べることができなかったので完全に見た目で選んでいます。
チューナー
チューナーはPRSロッキングシステムを搭載したPRSオリジナルペグが採用されています。
このロッキングシステムがいい！
コインを使って上から弦を締め付けます。
弦を余計に巻かないので、弦交換が数段楽になります。
弦交換が面倒だと張り替える頻度が減って、ギターと音にとって好ましくないですが、
これだと簡単に弦交換できるので、世の中のチューナー全部に採用して欲しいと思ってます。
このチューナーは地味ですが採用する価値ありです。
発売当初のSilver Skyを買って反省したこと
次は私が初めてSilver Skyを買ったときに「もっとこうしておけば（できたら）よかった」と思うことを書きます。
これを見た人が私と同じ思いをしなくて済むようにここに記録しておきます。
反省① ピックガードを黄ばませてしまった
ある日、Tungstenの真っ白なピックガードが黄ばんでいることに気づきました。
調べてみると、おおよそ直射日光が原因であることが分かりました。
窓際に置いていた訳ではないのですが、時間帯によっては部屋の奥まで日が差し込んでいたようです。
知らないうちにギターにダメージを与えてしまっていて、ショックでした。。
それからはギターを直射日光には絶対あてないようにしています。
皆さんには日光が当たらないところにギターを置くことをおすすめします。
（早朝など知らないうちに日光が差し込んでいることがあります。私はカーテンをするかギターに布を被せています。布を被せると埃を被らないというメリットもあります）
反省② 売らなきゃよかった
「Moc Sand Satin」が出たとき、一目惚れでほぼ衝動買いでした。
「Silver Sky2本持ってても」というのと、新しいギター購入の負担も減らせるので、同時に「Tungsten」を手放しました。
それからたまに、「もう一回Tungstenを弾いてみたいな」と感じることがよくありました。
「叫ぶ感じが恋しい」「出力強かったけど今なら上手く扱えるかも」「改めて写真みるとかっこいい」とか。
「絶対弾かないギター」なら無駄に置いておく必要はないと思いますが、
「ちょっとでも気に入っているギター」を何か他の目的のために手放すならやめた方がいいかもしれません。
2度とその音に触れることはできないと思うと何だか切なくなります。
ギターも一期一会なんだということを学びました。
こうやってギターや機材が増えていくのでしょうね。。難しい。
買ってみてどう？
３０万円越えのSilver Skyをデジマートでポチった時は「オンラインでこんな高いもの買って大丈夫か？」と思いましたが、
結果は、買って正解でした。
Silver Skyを使い始めて3年になりますが、「いいギターだな〜。買ってよかったな〜。」と思ってます。
「John Mayerフィルター」抜きにしてもそう思うと思います。
「早く使いこなせるプレイヤーになりたい」と思わせてくれるギターです。
いいギターと過ごす時間や経験はプレイヤーとしてかけがえのない物になると思います。
買わない方がいい人
全ての人におすすめしたいですが、全ての人に合うギターはありません。
次の人はSilver Skyを買わない方がいいかもしれません。
- 「バリバリ歪ませたい」
レスポールの音が好みだったり、バリバリ歪ませたい人は向かないかもしれません。
今のモデルはそこまで出力が強くなく音がクリーンな印象です。 - 「ルックスが気に入らない」
「ストラトのボディにPRSのネック」などルックスが気に入らない人もいるかも？ルックスはギターを選ぶときの重要な要素の１つだと思います。音が良くてもルックスが好きになれないなら買いませんよね。 - 「シグネーチャーモデルだから問題ないでしょ！」
どのモデルにも言えると思いますが、シグネーチャーモデルを過信して闇雲にとりあえず買うのもおすすめしません。
買った後で「思ってたのと違った」とか私のように「出力が強かった（弱かった）」という事態も起こりえます。
音楽の方向性や欲しい音を自分とよく相談して素敵なギターと出逢いましょう。
買い時は？
昨今ギターの値段が上がっています。
「あの時買っておけばよかった」「買い時を逃した」と思うこともあります。
ですが、きっとこれからも上がっていきますし、劇的に価格が下がることもないと思われます。
過去に買えなかったことを悔やんで今のチャンスを逃したくないと思っています。。
ここ最近、ギターも出逢いの１つだと感じるようになりました。
胸がときめくような出逢いには多少高くてもお金を払う価値はあると思います。
今が一番若いし、今が一番安いし、買い時は欲しいと思った時。
（無理のない範囲で〜）
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Johnのファンにとどまらず、Silver Skyを沢山の人に手にとって欲しいという思いがありこの記事を書きました。
機会があれば是非試奏してみてください。
Johnがライブで使用してるギターなので気になりますよね。
技量が伴えばJohnのようなパフォーマンスができすはずと信じて練習します。
Silver Skyは各販売サイトでも取り扱われているので、お目当てのカラーを探してみてください。
これから他にも筆者が購入した製品を紹介して行きますので是非覗いて行ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント